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乙女のみなさま、こんにちは。
現在「週刊ヤングジャンプ」で絶賛連載中の「ZETMAN」が、待望のTVアニメ化決定!
2012年4月の放送開始に先駆けて、アフレコ後の声優さんたちにインタビューしてきました。
声優さんたちが語るアニメ版「ZETMAN」の魅力とは…!?
ぜひお楽しみください。

 

【STORY】

手の甲にサークル状のコブを持つ不思議な少年ジン。
続発する怪事件を背景に、謎の老人がジンのことを探し始めた…。
ある日、ジンの前に突然、異形の殺人鬼が出現。

それまでの平穏な日常は激変する。
人知を超えた殺人鬼の力を前にジンは!?
壮大な物語が、今始まる…!!


【ZETMAN CAST】

浪川大輔さん(神崎ジン役)
宮野真守さん(天城高雅役)
花澤香菜さん(天城小葉役)
伊瀬茉莉也さん(田中花子役)
鈴村健一さん(早見役)
遊佐浩二さん(灰谷役)

神崎ジン(浪川大輔さん)


天城高雅(宮野真守さん)

天城小葉(花澤香菜さん)

田中花子(伊瀬茉莉也さん)

早見(鈴村健一さん)

灰谷(遊佐浩二さん)

 

○ご自身のキャラクターの印象

浪川大輔さん(神崎ジン役)
彼は非常に重いものを背負っていて、様々な環境に巻き込まれて心を閉ざしてしまいました。不器用な性格で、心がまっすぐすぎて周りにはちょっと理解されない面がある…非常に複雑なキャラクターだと思います。


宮野真守さん(天城高雅役)
高雅は主人公のジンとは違う正義感を抱いていて、彼の持っている正義というのは単純に憧れだったりとか、自分が恵まれた立場にいるからこそ感じてしまう孤独感、寂しさを埋めるための正義だったりするんですね。そういう心の葛藤がすごくあるキャラクターなので、そこをしっかりと表現できればなあ、と思って演じております。


花澤香菜さん(天城小葉役)
小葉ちゃんは可憐で、品がよくて、すごく可愛らしい女の子です。お兄ちゃんである高雅のまっすぐすぎるところを少し心配しながらも傍にいます。どうやらジンくんのことが気になるようなので、その恋模様がどうなっていくのかな、というのが気になります。


伊瀬茉莉也さん(田中花子役)
花子は物怖じしない性格で、好奇心の強い女の子です。小葉とはすごく対照的なキャラクターですね。どちらかというとガサツだし、どんな境遇でも生きていけるような強さを彼女自身は秘めていると思います。今後物語の中でジンと出会ったことによって、どう影響を与えて、彼女自身もどう変わっていくのかがすごく気になっています。


遊佐浩二さん(灰谷役)
灰谷は表情とか佇まいから察するに、何か企んでそうと思われますが、分かりやすく企んでいます。彼の望む方向に人を操るために言う言葉の中に時々真実が混ざっていたりしますので、真意の読み取れない人間ですね。侮れないキャラです。


鈴村健一さん(早見役)
今のところ高雅のよき協力者になるべく活躍している人です。その真意とは果たして何なのか、乞うご期待…!?

○印象に残ったシーンやセリフ

浪川大輔さん(神崎ジン役)
序盤のおばさんとのシーンで衝撃的なところがあるんですけど、そこにびっくりしました。ZETになるところは演じていて体力の底まで使うような感じでした。自分の中ではZETを受け入れられないところの流れは大切だと思っています。


宮野真守さん(天城高雅役)
正義に対して純粋すぎて自分がそれを行使していくことに迷いがないところが言葉の端々に表れています。自分の正義を思い秘めることなく素直に語ってしまって周りに笑われることが多いんです。パーティの席で迷いなく自分の夢を「正義の味方です」と答えて会場中が笑うというシーンがあったんですけど、スタジオ内の皆様も笑っていました(笑)。


花澤香菜さん(天城小葉役)
今まで兄を見守っていた小葉が、溜まっていたものをぶつけてしまうシーンがあります。それが印象に残っていますね。


伊瀬茉莉也さん(田中花子役)
初登場のシーンはすごく印象に残っています。家で普通にご飯を食べているシーンなんですけど、そこでのジンとの日常会話的なやりとりが私は好きです。


遊佐浩二さん(灰谷役)
高雅もジンもいろいろ苦しむわけなんですけど、灰谷に関しては自分のやりたいことに迷いなく進んでいくので、その辺はよかったな、と思います。小葉がお兄ちゃんに「正義って何?」ということを聞くんですけど、それに代表されるように正義って何かなって…印象に残ったシーンですね。灰谷は正義じゃないって言えるのかなって思いました。


鈴村健一さん(早見役)
個人的に特撮が好きなので、アルファスが発進するシーンは僕の夢でもあります。お金を手に入れたらパワードスーツを作って街に繰り出してやろうと思っていた幼少時代の夢が描かれていたので、すごく印象に残っています。
○本作の魅力

浪川大輔さん(神崎ジン役)
緻密に計算された人間関係であったり、人の生きること…誰にでも当てはまるものをすごく深く突き詰めている作品です。この作品は大河ドラマみたいなもので、全体が一つの大きな問題提起といいますか、メッセージ性のある作品というのが絵も含めて魅力の一つです。


宮野真守さん(天城高雅役)
人物に寄り添って長編のストーリーが進んで行く原作がある中、桂先生が「新しくエンターテイメントなZETMANを作る」と仰っていたのがとても印象的でした。アニメ版ZETMANは、目で見てものすごくド派手なシーンが楽しめたり、短いストーリーの中でどう何を伝えるのかというところが緻密に計算されていて、どういう終わりを見せるのか僕もすごく楽しみにしているところです。原作を知っている方もまた新しい新鮮な気持ちで見られること間違いなしだと思うので、ぜひエンターテイメントな世界観を楽しんでほしいと思います。


花澤香菜さん(天城小葉役)
人間臭いキャラクターたちが魅力だと思います。いろんな人がいろんな思惑を交差させていて、最終的にどうなるのかなっていうところが気になりますね。それを見ていただきたいです。


伊瀬茉莉也さん(田中花子役)
とにかくすごく深いです。まず原作の絵にすごく説得力があるので、それが実際にアニメになって本当に動いて…ということになると、よりZETMANの世界が漫画とはまた別の一つのエンターテイメント作品として確立するんだろうな、と思います。とても素敵で魅力的な作品なので、原作ファンの方も楽しみにしてください。


遊佐浩二さん(灰谷役)
なんというかすごくハードなんですね。安い慰めが存在しないというか…特にジンに関しては、いいことはほとんど起こらないと言っていいくらいです。それぞれの登場人物がそれぞれの思惑を抱いて行動してるわけですね。果たしてジンに害をなす人が悪だと言えるのかどうかっていうのも考えさせられるようなハードな展開になっていますので、じっくり見ていただきたいなと思います。


鈴村健一さん(早見役)
最大の魅力は桂正和さんの原作であるということだと思います。桂さんってすごくヒーローが好きで、特撮番組というのをすごく愛してらっしゃる方なんです。その方が自分が思う特撮を漫画にされてるというのが大好きで、僕もZETMAN連載当初から読んでいるんですけど、この原作をどうやってアニメのスタッフたちが料理するかっていうところがすごく楽しみですね。きっと新しい化学変化を生みますので、そこが魅力になってくるんじゃないかと思います。

○ファンへのメッセージ

浪川大輔さん(神崎ジン役)
自分にできるのは期待を裏切らないことだと思います。そのためには、ジンをどれだけ背負えるか、言葉の重みをいかに皆さんに届けられるかという事がこの作品で僕がやるべき大きな仕事だと思うので、全力で体当たりして作っていきます。ぜひそれを感じていただければと思っています。


宮野真守さん(天城高雅役)
僕は高雅という存在がとても好きで、魅力を感じるんですね。本当にいろんな感情を抱く人間で。彼のヒーローに対する憧れや、想いがとても人間くさくて、役者として、ものすごく楽しませてもらっているんです。僕自身高雅を演じられることがとても幸せで楽しいので、それもテレビを通して皆さんに伝わればいいなと思っております。


花澤香菜さん(天城小葉役)
今のところ小葉は目の前の出来事をとりあえず冷静に受け止められているんじゃないかなと思います。これからもっといろんなことに巻き込まれて、それに小葉がどう対応していくのか一緒に巻き込まれながら演じていきたいと思っていますので、ぜひ見てください。


伊瀬茉莉也さん(田中花子役)
私も原作をもともと知っていて、オーディションから田中花子というキャラクターをぜひ演じさせていただきたいと思っていたので、今回その思いが叶って本当に嬉しく思っています。すごくリアリティがある作品で、その中で自分に与えられたキャラクターを生き生きと演じられるように全力で頑張っていきますので、ぜひ皆さん見てください。


遊佐浩二さん(灰谷役)
僕ら自身も話がどう決着がつくのかは知らないんですけども、灰谷というキャラクターは原作ではかなり後の方に登場するのに、今回一話から登場ということで、かなり活発に話が動いていくんじゃないかと思います。ジンも高雅も、いろんな人が壮絶な目に合うと思いますので、それをしっかり見守っていただければと思います。


鈴村健一さん(早見役)
ヒーローを扱う作品としてはある種タブーである「正義とは何か」を真正面から描いている作品だと思います。どんな結末を迎えるのか僕も気になっているので、皆さんも期待して、楽しんでいただければと思います。

TVアニメ「ZETMAN」
2012年4月より、読売テレビ、TOKYO MX、BS11で放送開始予定
<公式サイト> http://zetman.jp/
(C)桂正和/集英社・「ZETMAN」製作委員会